本を紙で読むことの意義と、書斎を持つことの意味

こんにちは。

私はここ数年になって、読書の面白さや楽しさを感じることができました。

学生時代はあまり本を読んではなく、小学校や中学校の図書室には行きはしても、小説などを読むことはなく、空想科学読本などの非常に読みやすい本しか読んでいませんでした。

しかし、最近になってから本に魅了させる形になり、小説やビジネス書など読みたいものをとにかく読んでいるような状態です。

ついには書斎まで作るに至り、本に囲まれる状態がとても心地よくなってきました。

紙か電子か

さて、そうしてやっと本好きになってきた私ですが、本に関してはこのような論争があると思います。

「紙と電子のどちらで読むのが良いか」

こちらに関して、私の見解を示していきたいと思います。


まず結論から言いますと、私は紙派です。

まあ書斎を作るくらいですからね。

両者を分ける要素としては、人間の五感をどれだけ使うかだと考えてます。

電子媒体の場合

視覚 → 文字を読む、ページ数を確認するなど、最も使用し、なおかつ酷使する感覚

聴覚 → 設定によってはページを捲る音などが聴けるが、単調である

味覚 → なし

嗅覚 → なし

触覚 → 一本指でページを捲るが、単調である

紙媒体の場合

視覚 → 文字を読む、その時読んでいる位置を確認する

聴覚 → ページを捲る際の紙がすれる音や閉じたときの音が聴こえる

味覚 → なし

嗅覚 → 紙に染み付いた特有の匂いを感じる ※古くなった紙の匂いなど

触覚 → 本によって重さや厚さが異なる、読んでいる位置を指で確認できる

このように、それぞれ五感で感じた時のボリュームが全然違うわけです。

より多くの五感で感じるということは、すなわちそれだけ体に染み込み馴染むということ

こうした観点から、私は紙で読むほうが良いと感じています。

しかしながら、もし集中力のようなものが並外れていて、視覚情報だけでもより多くのことを感じることができるのであれば、電子書籍でも良いのだと思います。

電子書籍も様々なメリットがありますしね。

書斎のススメ

紙派の私ですが、書斎を持つことをおすすめします。

書斎を持つこと、つまり紙の本をたくさん読むことに他ならないからです。

これまで読んできた本が物理本として本棚に収まっていき、それら本に囲まれた空間として書斎ができあがります。

そこで過ごすことが何より大切となることを私は最近学びました。

書斎を持つと何が良いのか?

書斎は「心のお風呂」と言えるからなのです。

私たちは日々、様々な情報の渦に晒されています。

スマホ社会となりその状態は加速しているようにも感じます。

そして自身に迫ってくる情報は、なにも良い情報ばかりではありません。

ネガティブなもの、落ち込ませるもの、自信を喪失させるものなど、様々な負の情報が私たちを襲ってきます。

何が正しいかもよくわからない今の時代、こうした情報に触れるだけでも生きていく上でのモチベーションや自信などを私たちから奪っていきます。

しかし、そんな状態の人を救うのが書斎だと思うのです。

書斎にはこれまで自身が学んできた様々な考えや物語が刻まれています。

背表紙を眺めるだけでもそれらに想いを馳せることができます。

そうすることによって、日々周りから受けた情報などによって傷つき汚れてしまった心を、綺麗に洗い流してくれる、それが心のお風呂としての書斎なのです。

私は書斎を作ったばかりですが、その空間を私の好きな本で一杯にしたいと夢見ています。

小さな本棚からでも書斎を始められます。

ぜひ素敵な書斎ライフを。

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