精神病「適応障害」を発症しないためには

どうも、ぶんちょです。

今回は、僕が精神病である適応障害を発症した経験から、

発症しないためにはどうしたらよいのか?

を僕の経験に基づいてに対処法を考えましたので、記事にしたいと思います。

↓よければ僕が精神病を患ってから休職するまでを記した記事もあるので読んでみてください。

精神病「うつ病・適応障害」を発症して①

適応障害とは

適応障害は一般的に次のようなものらしいです。

適応障害とはストレスが原因で引き起こされる感情や行動の症状によって、仕事や学業、家事育児を行うなどその人の社会的機能が大きく阻害されたり、困難になっている状態である。

ドクターズ・ファイル」より

つまりストレスによって感情や行動に変化が生じ、

仕事や環境などに適応できなくなる状態ということですね。


症状については次のように言われています。

適応障害の症状は患者によってそれぞれ異なる。何をしていても楽しくない、興味がわかず、むなしい気持ちに支配される、イライラ感が募ったり、ものごとを悪い方ばかりへと考えてしまう、外出が面倒になったり、身なりを整える気力がわかないなどの意欲低下といった抑うつ気分、不安な気持ちや、焦ったりイライラする感情が募る焦燥感、緊張感が続く、という感情面の症状を訴える人が多い。

ドクターズ・ファイル」より

症状は人によって異なるようですがいろいろな症状があるようです。

僕の場合は、

  • 不安な気持ち
  • 焦ったりイライラする感情が募る焦燥感
  • 心細い気持ち

といった感情が大きくありました。


適応障害の原因

適応障害の原因は次のように言われています。

適応障害はストレスによってその人の感情面や行動面にさまざまな症状が出て、生活が大きく障害されている状態であるが、ストレスとは嫌なことやつらいことだけを指すわけではない。ストレスとは外からの刺激に対して緊張した状態を指し、

・・・

生活の中で起こるさまざまな変化がストレスを引き起こす。さまざまな変化は例えばクラス替えや進学、就職や転職、結婚や出産、引っ越しなど喜ばしいと思われる出来事も含まれ、これらもストレスを引き起こす原因となる。このような生活上の変化や、出来事がその人にとって非常に大きな出来事としてストレスになる。

ドクターズ・ファイル」より

嫌なことや辛いことだけがストレスというわけでないようです。

進学や結婚などの本来喜ばしい出来事もまた人間はストレスに感じるそうです。

つまり、自信を取り巻く環境の大きな変化がストレスになるのです。

出来事の良し悪しは関係ないのです。


僕の場合は「結婚」と「引っ越し」でした。

当時の僕は、こんな嬉しい出来事の中なのに、

適応障害を発症するなんて、夢にも思っていませんでした。

発症当時は、結婚を控える中での引っ越し作業でした。

引っ越しはこれまでに行ったことはあります。

それまでは1人暮らしでしたので、当然実家から出るときに引っ越し作業を行いました。

なのでこの時の引っ越しに関しても、特段気にすることはありませんでした。

引っ越し作業や部屋の片づけなどは主に土日に行いました。

思い返すと、休日にゆっくり休めなかったことがストレスの一因になってしまったのだと思います。

さらに新生活がスタートした直後から仕事で繁忙期に突入。

これが僕のストレスに拍車をかけたように思います。


僕の適応障害を発症した原因をまとめると

  • 結婚を控えていた
  • 引っ越し作業
  • 仕事で繁忙期突入
  • (もしかしたらコロナ禍も関係しているかも)

になると思います。

このように大きな環境の変化に適応できず、僕は適応障害となりました。


適応障害を発症しないために

以上のように僕の適応障害を発症した経験から、

適応障害を発症しないための意見を記したいと思います。


休みの日・時間を確保する

僕が発症してしまった原因として、

しっかり休息を取れていなかったことが考えられます。

平日はただでさえ仕事で疲れているのに、

休日も休まる時間がなかったら、

自分の頭や体が回復するはずもありません。

回復する日や時間を必ず設けましょう。

僕はこの経験から、土日のどちらかは

大きな外出はせずになるべく自宅で過ごすようにしています。


変化を伴う出来事を重ねないようにする

当時の僕はいくつかの出来事に取り巻かれていました。

おそらく考えることが一杯あって、頭がパンクしてしまったんだと思います。

自分の頭の容量(キャパシティ)を超えないように、

変化を伴う出来事やそれに伴う考え事などは、

重ならないようにしましょう。

僕は今後の大きな決断(結婚式、家の購入etc)は、

仕事の繁忙期と重ならないような時期にしようと考えています。


突然来る変化に対応するために、普段からゆとりを持って生活する

しかし変化というものは突然やってくることもあります。

そんな突然の変化が来た時に、自分の頭がパンク寸前の状態だったなら、

私たちはその変化に飲み込まれ、適応障害を患ってしまうかもしれません。

そうならないためにも、普段から心にゆとりをもって生活することが大事だと思われます。

そうすればいざという時に、心が一杯にならずに済む可能性があります。


最後に

僕の適応障害を発症した経緯を基に、

適応障害にならないための方法について記事にしました。

ただ、この対処法については、

実際に精神病を患っていない方はイメージがなかなかできないかもしれません。

かくいう僕もそうでした。

適応障害を患うまでは、精神病についていまいち理解していませんでしたが、

患った今はその気持ちが痛いほどわかります。

なのでこの記事は、精神病を患ったことが無い方もそうですが、

一度患った方にも再び発症しないような手助けになればと思います。

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