どうも、ぶんちょです。
僕は精神病を患ったことで2022年1月中旬から5月までの約4ヶ月半の期間休職し、その後同会社に復職しました。
今回は、なにかとマイナス面がイメージされてしまう休職という行為にもメリットがあることについて僕の経験をもとに記事にします。
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休職のマイナスイメージ
まず初めに、休職という行為にはどうしてもマイナスイメージが先行してしまいます。
それはそうです、会社を休んでしまうわけですから。
責任感が強い人なんかは特にマイナスなイメージに感じてしまうと思われます。
僕もかなりマイナスイメージを持っており、なかなか休職に踏み切れませんでした。
マイナスイメージを持ってしまう原因は次のような理由が考えられます。
・周りに迷惑をかけてしまうかも
・キャリアに傷が付くかも
・部署異動することになるかも
・給料が下がるかも
このような考えとなってしまう人がいると思います。
これらは実際に起こり得ることでもあるので、強い印象付いてしまうのでしょう。
休職のメリット
マイナスイメージの強い”休職“ですが、休むだけのメリットも確実にあります。
なかなか語られない休職のメリットをご紹介します。
まずは何より、心と身体を回復させることができます。
休職本来の目的ではあるのですが、これは大きなメリットと言えます。
休職前は精神的や肉体的なダメージを負っている状態ですが、そのまま働き続けたのでは治すことが困難でしょう。
また、社会人として働いていると知らず知らずのうちに数々のダメージを蓄積してしまっています。
例えば、通勤の満員電車や上司からの圧力、業務上のやり取りからのストレスなど。
休職することで、休職の原因であるダメージだけでなく、日頃の多くのダメージからも回復することができると言えます。
健康について改めて考える期間ともなります。
社会人として働いていると、結構自分の健康が疎かになってしまうことがあります。
長時間労働や夜勤作業、仕事に合わせた不規則な生活リズム、忙しさに伴う寝不足など。
これらは多くの場合は、健康の悪影響が大きいと言えるでしょう。
しかしそれは働いている状態では、なかなか気付かないものです。
休職によってそんな状態から切り離されることで、それまでいかに不健康な生活を送ってきたかを実感することになります。
休職して時間に余裕がある今考えると、働いている時は健康ではなかったなぁ
病気やケガで休職したからこそ、健康の大事さが身に染みる
僕は適応障害・うつ病を患ったことで休職しましたが、健康の大事さを強く感じました。
健康であるから楽しい人生を送れる。
人生は健康で過ごしてなんぼです。
健康を害してまで働くのは百害あって一利なしと言えますね。
休職して精神的にも肉体的にも楽な状態となることで、思考力に余裕が生まれます。
思考力とはつまり”考える力“のことになります。
しかしそれは勉強できる力とかではなく、本記事では、広い視野や長期的なものの考え方のことを指しています。
逆に思考力が低下している状態はというと、視野が狭くなったり物事を短期的や短絡的にしか考えられない状態のことになります。
休職前の精神的や肉体的なダメージを負っている時や、もしかしたらそれまで普通に働いていた時でさえ、意外と思考力が低下している可能性があります。
・仕事が忙しい
・仕事が多岐に渡り、考えることが多い
・長時間労働
・プライベートでも仕事について考えてしまう
簡単に言うと、仕事に追われて他を考える余裕が無い、ということです。
しかし、休職に入れば仕事から解放され時間ができるため、精神的にも肉体的にも余裕が生まれます。
そうなることでようやく自分が如何に思考力が失われていたことに気付くことができるのです。
思考力に余裕が生まれれば今まで見過ごしていた気付きがあるかもしれません。
僕もありました。
・現状を冷静かつ客観的に判断できるようになった
・働く目的を改めて考えられた
・学ぶことの楽しさを感じるようになった
思考力が低下していたことで考えられずにいた数々のことが、急に視界が開けるかのように考えられるようになりました。
思考力を取り戻せたことで、未来に明るさを感じることができるのです。
【まとめ】休職のメリットとは?
本記事では、マイナスイメージの強い“休職”のメリットについて僕の経験をもとに紹介しました。
・心と身体をじっくり回復させられる
・健康について考えることができる
・思考力に余裕が生まれる
休職すれば、それまでの精神的及び肉体的なダメージから回復することができますが、それだけでなくそれまでの生活や考え方を改めて考え見直すこともできるのです。
そうなれば、休職によるマイナスなイメージなんて結構大したことなかったりもします。
休職してしまったこと自体は残念なことかもしれません。
しかし休職には現状の問題を打破できるだけのメリットがあります。
休職するか迷っている人や適応障害やうつ病に苦しんでいる人などに本記事がお役に立てればと思います。