【休職中の給与・手当】休職中もお金を貰える?

どうも、ぶんちょです。


休職って心身を休めるのに必要なことですが、お金の心配って結構気にしますよね?


実は休職でもお金が貰えるのです。


いくら貰えるのか? どれくらいの期間貰えるのか? やっぱり金額な減るのか? などを

適応障害うつ病を患って休職した僕が経験をもとに解説していきます。

まずは会社の社規則を確認!

最初に勤めている会社の社規則を確認しましょう。

会社に所属している状態の中での休職になりますので、基本的には会社のルールに則る形になります。

次のことを確認すれば良いでしょう。

社規則の確認事項

・休職の事項(就業規則など)

・給与の事項(給与規則など)

休職と給与と取り扱いについて確認してみましょう。


休職事項の確認

会社の休職の取り扱い方を確認しましょう。

休職の定義や期間については会社ごとに決められており、主に就業規則などに定められています。

しかし休職制度が無い会社もあるので、しっかり確認するようにしましょう。


給与事項の確認

休職時の給与制度について確認しましょう。

会社によっては休職中も給与が支払われる可能性もあります。

給与規則などで給与の有無や金額について確認すると良いでしょう。

お金の心配は気持の負担がかなり大きいです。

しっかり確認して把握しましょう。


健康保健組合の傷病手当金を確認しよう!

社規則を確認したら、次に加入している健康保険組合などの傷病手当金について確認しましょう。

傷病手当金は法律で定められており、一般的に次のような形になります。

傷病手当金とは?

(対象者)病気や怪我が原因で仕事を休み療養する必要がある人

(期 間)通算で1年6ヶ月間

(支給額)休業1日につき、直近12ヵ月間の標準報酬月額平均額÷30×3分の2相当額

前項では会社が定めている休職期間などの確認の必要について記しましたが、実際には休職期間中は給与が支給されない会社が多いそうなのです。

なので休職中のお金に関しては、傷病手当金に頼ることになる可能性が高いと言えるでしょう。

加入している健康保険組合の傷病手当金について、しっかり確認しましょう。


筆者の経験した給与事情

僕は適応障害うつ病を患い、2022年1月〜5月の期間、休職していました。

体験談として、僕が休職した際の給与事情をご紹介します。


まず所属している会社の休職関係の規則ですが

休職関係の社規則

【休職期間】

 ・〜4ヶ月間は療養に伴う欠勤扱い
 ・5ヶ月目以降の1年間を休職期間と規定
 ・休職期間の後は解雇となる
【給与】
 ・1〜2ヶ月目は基本給を満額支給
 ・3〜4ヶ月目は基本給の2/3支給
 ・5ヶ月目以降の休職期間は給与を支給せず、健康保険組合の傷病手当金に移行とする

僕の場合は、初めの4ヶ月間は欠勤扱いで会社から給与が支給される規則でした。


次に加入している健康保険組合ですが

健康保険組合の傷病手当金

【支給期間】
 支給を始めた日から支給期間を通算して1年6ヵ月間
【支給額】
 休業1日につき、直近12ヵ月間の標準報酬月額平均額÷30×3分の2相当額

給与の約2/3が支給される形になります。


これからを簡単にまとめるとこんな感じ

僕は約4ヶ月半を休んだのですが、その期間は有給休暇と欠勤扱いということで、厳密には会社が規定する休職期間ではありませんでした

なので休職というよりは病欠みたいな感じですね。


また、1つ注意したいのが会社の規定する休職期間が1年間ということです。

つまり、健康保険組合の傷病手当金は最大1年6ヶ月間支給されるのですが、会社の規則では1年間しか休職できないので、実際に傷病手当金が支給されるのは1年間のみということになるのです。


ちなみに所属する会社の休職時の給与に関しては、人事課長に相談した時に初めて知りました。

社規則ってあんまり細かく見ていなかったので、もっと早く知れればよかったと思います。


【まとめ】休職中の給与事情

本記事では、休職中の給与事情について僕の経験も含めてご紹介しました。

休職中の給与を知るにはとりあえず次のことを確認しましょう。

確認事項

①会社の社規則
 ・会社の規定する休職期間など
 ・休職中の給与の取り扱い
②健康保険組合の傷病手当金

休職期間の扱いや給与に関しては会社によって異なります

会社側からあらかじめ教えてもらえれば良いのですが、現実的にはなかなか難しいでしょう。

自身の体調の悪化や休職の必要を感じた際には、一度ご自分で調べてみてください

お金の心配事に頭を悩まされなくなるだけで、少しは心が軽く可能性があります。

いざという時のために、休職中の給与事情を把握しておきましょう、


休職中の給与事情が気になる方は、病気やケガなどで休職を考えている方だと思いますが、休職にはどうしてもマイナスイメージがあるので躊躇してしまう方も多いと思います。

そんな人に向けて、”休職のメリット“について記事にしております。

【休職のメリット】適応障害・うつ病を経験した筆者の実話

また、いざ休職したとしてもどう過ごしたら良いかわからないですよね?

休職中の過ごし方“についても記事にしておりますので、ぜひ一読あれ。

【休職期間の過ごし方】適応障害・うつ病を経験した筆者の実話

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